パテック・フィリップ
Ref.257 YGラウンド コードブレス

Shellman オンラインショップでは
- 実物とイメージが異なる場合は返品が可能です。
- 送料無料
- お支払い方法はカード決済各種、銀行振込、郵便振込、クレジットローンからお選びいただけます。
- オリジナルウォッチはすべて二年保証。
- 商品コード:
- A14162
モデル名 | パテック・フィリップ Ref.257 YGラウンド コードブレス |
---|---|
製造年代 | 1938年製 |
機械種類 | 手巻き |
ケース材質 | 18KYG |
ケース仕様 | スナップバック |
ケースサイズ | 20ミリ |
キャリバー | 8-85 |
キャリバーNo | 850712 |
- 取扱い店舗
とても珍しい1930年代のパテック・フィリップ レディースウォッチです。
腕時計の生産数が少なかった戦前のモデルという点はもちろんですが、それ以上に珍しいのは「実用品としての腕時計」というコンセプトがしっかり出来上がったモデルであること。
この時代にパテック・フィリップを実際に着用していた階層は、貴族階級や富豪層といった優雅なライフスタイルを持っていた人々です。
その為、たまに入荷する同年代のパテック・フィリップのレディースの時計はジュエリーウォッチのスタイルが多くを占めています。
宝石をあしらわないプレーンなタイプでも、ケースに彫刻を施す等高度な工芸品としての側面を持つものが大半です。
しかしこの時計はそういったジュエリー的な要素を抑え、腕時計としての完成度を高めたデザインになっています。
プレーンな丸型の本体、2トーンのダイヤルに12,3,6,9時位置にアラビア数字をあしらった視認性良好なアプライドインデックス、シンプルなバトンハンド等、戦後の1940年代以降に確立した腕時計の要素をすでに備えています。
メンズの時計においては散見される要素ではありますが、レディースの時計ではかなり希少な例です。
メンズのデザインを基に今後の腕時計を先取りしたモデルとして試行的に作られたものかもしれませんね。
シンプルながらラグ部分だけはアクセサリー的な要素が加えられており、丸みを帯びたオーバル型のラグは通常の紐タイプとは異なり内部でループさせ構造で三日月形の形状がアクセントになったチャーミングな意匠です。
こんなところも緩急自在にデザインをアレンジする能力の高さが垣間見えます。
歴史の過渡期とも言えるデザインをご堪能ください。