Ref.5259

1960年代製のオーデマ・ピゲのRef.5259 ウルトラシンが入荷しました。
ウルトラシンと言えば、極限まで厚みを抑えたスリムなケースに極細のバーインデックス＆バトン針が組み合わされた、シンプルなドレス系モデルというイメージではないでしょうか。ですが、今回の個体はダイヤルとケースに刻まれたクルドパリ装飾によって、オーデマ定番の2針ドレスでありながらも全く異なる印象を受けます。
同モデルならではの上品な装いはそのままに、均一に美しく仕上げられた装飾は過度な輝きは抑えつつも、控えめに煌めくその姿は時計の印象をより華やかにし、高級感溢れる大人の雰囲気な一本となっています。また、薄型モデルならではの手首へのフィット感に加え、様々なシーンで使いやすい18Kホワイトゴールドというのも魅力のひとつとなっています。針に若干の塗料の剝離が見受けられますが、実物は画像ほど目立ちませんので、ご安心ください。
ムーブメントはルクルトベースの極薄ムーブメントである、Cal.2003を搭載。こちらも中々の状態です。シンプルな2針モデルでありながら、強い存在感とデザインの巧さが際立つオーデマ・ピゲのテクスチャーダイヤル。ぜひこの機会にご検討ください。