Ref.8612 18KPG

1950年代製のロレックスのRef.8612、スクエアケースが入荷しました。
ヴィンテージロレックスではプリンスをはじめ、いくつかのバリエーションが存在する角型モデルの世界ですが、今回入荷したのは、希少な18KPGで37×27ミリ(ラグ含)のスクエアモデルとしてはやや大ぶりなケースに、個性的なディテールの組み合わせが魅力的な一本となります。ダイヤルには全体的に経年変化が見られますが、アプライドによるクラウンマークやバー&クサビインデックスの組み合わせ、迫力のあるドルフィンハンドなどには大きな腐食等は見受けられません。スモセコやクロノメーター表記なども相まって、凝縮感も大いに感じられるデザインです。

迫力のスクエアケースは大きなダメージやポリッシュされた形跡等は見られず、ベゼル部分の特徴的な彫り模様やケースサイド&ラグは本来のケースシェイプやエッジ感は健在です。ケースとラグのサイドにあるホールマークもしっかりと残り、ケースの面と面の境界線も見て取れる素晴らしいコンデションです。

手巻きのオールドのキャリバーである、Cal.700もご覧通りで大きなダメージ等は見受けられません。ロレックスではよく見る15石や17石仕様と異なり、「18石」の「6ポジション」仕様で、プレートにも「CHRONOMETER」表記が入ったハイグレード仕様となっています。古き良き時代のデザイン性の高さと、独特の存在感を持つレアな角型モデル、Ref.8612。ぜひこの機会にご検討ください。